ベッカム!ベッカム!と、サッカーを良く知らない人が騒いでいますが、ベッカムのすごさというのを理解している人はいったいどれだけいるのでしょうか。
ベッカムは、スター選手としてはプレーも地味ですし、トリッキーでもファンタジーでもありません。ドリブルも上手くありませんし、戦術眼に長けているわけでもないのです。
ですので、私もはじめてベッカムのプレーをじっくりしたときはなんだかピンと来ませんでした。
ベッカムってもしかして顔がカッコイイだけでここまで有名なサッカー選手になったのか!とさえ思いました。
でも違いました。ベッカムは確かに優秀な選手です。
では、なにがすごいのかというと、キックの精度です。
みんなが注目するフリーキックのことを言っているんではないですよ。
インフロントキックのロングパスの精度が異様に高いのです。
90分通して、ロングパスをことごとくピンポイントで蹴られたら、試合の流れは変わりますよ。
相手ディフェンダーとしては本当にイヤですよね。
30メートル以上のロングパスは、普通は半分くらいはカットされますよね。たぶん・・・
ですが、それを毎回毎回ピタッと蹴られたら・・ホントたまりませんよね。
それだけで、負け試合が勝つ試合になります。
その試合を見て、キックが正確だということはこれだけ試合に大きな影響を及ぼすんだなということがわかりました。
それではベッカムのキックについて解説してみましょう。
ベッカムがロングパスで蹴るキックは、もちろんインフロントキックです。そして、当サイトで詳しく解説している高く遠くへ飛ばすインフロントキックです。
なにも特殊な蹴り方ではなく、私が解説しているまさに基本に忠実なインフロントキックです。
ベッカムのキックと私の解説しているインフロントキックのフォームと照らし合わせていただけると、解説がよりいっそう理解できると思います。
軸足をしっかりと曲げて、腰を落とし、蹴り足のフォロースルーは綺麗に地面と平行に押し出されています。
これぞまさにインフロントキックのお手本をいう蹴り方をしているので、是非、参考にしてみてください。
ベッカムのキックは、通常の選手より柔らかく、安定感がありますね。
おそらくそれは、しっかりとヒザを曲げて腰を落としていることから得られる安定感だと思います。
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