インサイドキックは、まっすぐ蹴る方向に向かって助走を取り、まっすぐ蹴り足を蹴る方向に振り抜くという、非常にわかりやすい特徴を持っています。
ほかのキックは、斜めから助走し、最終的には勘で蹴るしかありません。
ですので、このインサイドキックのこの特性は非常に大きいのです。
どんな状況でも感覚に頼ることなく、まっすぐに助走し、まっすぐに振り抜くというルールだけ守れば、機械のように正確にキックすることができるからです。
例えば、PKの時に極度に緊張していたのしても、まっすぐ助走し、まっすぐ蹴るというだけで、ボールが狙ったところに間違いなく行くのであれば、それを意識して蹴るだけでミスキックになる可能性は極めて少ないくなります。
私は、中学・高校時代は、この方法でPKを蹴っていたため、1度もPKを失敗したことはありません。
まっすぐ助走している時点で、キーパーにシュートコースが読まれてしまうと思う方もいるかもしれませんが、それは問題ありません。
キーパーの位置からは、ボールとキッカーが、まっすぐゴール隅に向かっていることは角度的にわからないのです。私も一度キーパーの位置から確認しているので、もし心配な方はキーパーの位置に立って確認してみてください。
そして、助走がまっすぐでも問題ないという理由はもうひとつあります。
それは、インステップやインフロントでキックする場合、ゴール右隅に向かって助走した場合でも、キーパーの裏をかいて左隅に蹴るということは、PKでは常套手段と考えられているからです。(右足の場合)
ゴール右隅に向かってまっすぐ助走し、そのまま何も考えずに右隅に蹴るということはPKでは逆に珍しいことです。
キーパーの心理には、キッカーはキーパーの逆を突いているという前提があるので、何も考えずにまっすぐ助走して蹴ること自体がフェイントになるということですね。

2007.3.6 新着おすすめサイトに選ばれました。